ワキガ対策、二重術、包茎治療、脱毛等

スレッドリフトと言われてもピンと来ないかもしれません。
スプリングリフトとかアプトスリフトと言った方が患者様には分かり易いかもしれません。
2003年春頃から行われ始めた治療方法です。フェイスリフトのような外科的な手術でなく、特殊な糸を皮下組織に挿入して糸のバーブ(ひっかかり)や糸の反発力でたるんだ皮膚を持ち上げる方法です。
局所麻酔で可能な、即効性のある治療方法です。
スレッドリフトには様々な種類、製品がありますが、主に日本国内で行われているものを以下に記載します。ただし、名称には医学的、学会的に統一されていないものも多く各クリニックで勝手に命名している場合もありますので、多少の違いはご容赦下さい。
糸が筋膜や骨膜などの比較的固い組織に縫合固定されている「フィックスドタイプ」と皮下で固定されていない「フリーフローティングタイプ」の大きく2つに分けられます。

最も新しいタイプで2010年の秋頃から日本に紹介されています。現在のところでは「最も効果が高い」治療方法です。従来のスレッドリフトで用いられていた糸は「固い伸縮性のない」ものでした。ですから、引き上げる力は強かったのですが、逆に元に戻る力も強く効果の持続性に欠けるものが多かったのです。
このスプリングリフトは約2年前にフランスで開発されたもので、一番の特徴は「糸自体に伸縮性がある」という点です。ですから食事をしても、カラオケを歌っても糸によって皮膚が引き攣れる事は殆どありません。非常に自然な表情が得られます。また、従来のスレッドリフトの糸はひっかかりが「点状のポイント(次項のシルエットリフトでは最大8ポイント)」だったのに対してこのスプリングリフトは「糸自体が全てひっかかり」となっているために「ポイントではなく線状にひっかかる」ので効果が高いと考えられています。
側頭部の頭髪内を小切開(1センチ程度)して「側頭筋膜」に固定します。1週間後に抜糸が必要ですが、シャンプーは2〜3日目から可能です。まだ、日本に導入されてから1年も経っていませんので、長期経過が分からないのが本音です。開発したフランスのメーカー(1st SurgiConcept)によると2年間の経過では効果は持続されている(全く元に戻った患者様はいない)との回答を得ています。(2011年1月27日時点の報告)
個人的な印象ですが、「糸が外れる」という事がないために2〜3年以上は効果が持続すると思っています。





2007年春頃から日本に導入されています。非吸収性のポリプロピレン製の糸にコーンと呼ばれる「吸収性の三角錐」の突起物が付いています。このコーンが皮下組織でひっかかり、たるみを持ち上げます。シルエットリフトが発売される前までは、このようなしっかりとした突起物で引き上げる方法が無かったので、その牽引力の強さに驚いたのですが、弱点は後戻りでした。牽引力が強い反面、元に戻ろうとする力も強くなり顔面の動きによって「コーンが外れて」牽引力が低下する事がありました。

また、コーン自体は吸収性のため1〜1年半でコーンは無くなり、引っかかりが弱くなってしまいます。初期の製品は非吸収性のポリプロピレン製の糸が青く、白人では皮下に透けて見えてしまう可能性があったために、現在ではコーンだけでなく糸自体も吸収性のものの2種類が販売されています。

また、スレッドリフト全般に言える事ですが、患者様が過去に「フェイスリフト手術」や「顔面の脂肪吸引手術」などを受けていると皮下組織が癒着して、糸の効果が低下する可能性があります。

アプトス糸をフリーフローティングとせずに、ループ状にして頭髪の皮下で糸の断端同士を結んで、引き上げる効果をアップさせた方法です。頭髪内を小切開します。

糸を2本以上使用してX状に交差させたワプトスです。3本以上使用すると「面」で引き上げるような効果が得られます。これも頭髪内に小切開が必要です。
アメリカで著名な美容外科医のゴードン・ササキが開発した方法です。ほうれい線に数ミリの小切開を加えてその部位から皮下組織内を側頭部にかけて糸をループ状に貫通させて、側頭部の筋膜で縫合固定するものです。この糸にはアンカーと呼ばれるゴアテックス製の「引っかかり」がついており、そのアンカーで頬部の皮下脂肪(Malsr Fat Pad)を引き上げてタルミやシワを改善する方法です。
アンカー部分の1カ所だけのリフト力なので、比較的効果が低いと考えられており、スレッドリフトの主流とはなっていません。これ単独では効果が低いと考えられており、フェイスリフト手術との併用使用が殆どです。
一番初期のタイプの糸ですが、現在も行われています。バーブと呼ばれる細かい突起の付いたポリプロピレン製の糸を皮下に大きく湾曲させて挿入して、その糸の反発力で皮膚や皮下組織を持ち上げるやり方です。専用の筒状の針を皮膚から刺入して、その針の中にアプトス糸を挿入します。イタリア製、中国製、韓国製、ロシア製などが出回っています。バーブという糸の突起部分では炎症によるコラーゲン産生が起こり、皮下組織の瘢痕(傷跡)となって効果を持続させる、という理論の元に行っています。

糸の素材が吸収性のPDSとなったアプトスリフトの事をハッピーリフトと呼んでいます。現在は異物としての糸が皮下に残らないハッピーリフトが主流です。非吸収性のポリプロピレンよりもPDSのような吸収性の糸の方が皮下組織での炎症反応が強く、コラーゲン産生が活発になると言われています。ですから、糸自体が吸収されても効果はある程度持続します。「糸の吸収」=「効果が無くなり元に戻る」ではないと考えています。複数回の治療も問題ない方法です。特にフリーフローティングで挿入されている糸は切開無しでは取り出せませんので、吸収されてしまうというメリットは大きいと思います。
アプトス糸を加工してスプリング状にして、その効果(反発力)を高めたものです。一定の効果をコンスタントに出すには熟練が必要で難しく、一般的ではありません。当院では採用していません。
2008年9月にスレッドリフト研究会が発足しました。各種スレッドリフトの情報交換や講演者を招待しての症例検討などを行っています。2009年2月には第2回スレッドリフト研究会が開催されて、この時はモニター患者を使ったライブサージャリー(実演治療)が行われました。シルエットリフトとハッピーリフト及びSSケーブルスーチャーとの併用療法がデモンストレーションされました。院長は2回とも参加して、研鑽に努めています。
スレッドリフトは単独でもそれなりの効果はあるのですが、完全に満足出来ない場合は他の治療方法との組み合わせも有効です。
上記には色々なタイプを記載していますが、実際に当院で行っているものだけを下記に一覧表としました。
今後も様々なタイプの糸が開発、販売されてくると思われますので、その都度最新で効果が高く、安全性の高いものを紹介、導入していきます。
| ハッピーリフト | スプリングリフト | シルエットリフト | |
|---|---|---|---|
| 効果の持続 | 1年 | 2年以上と言われている | 1〜2年 |
| 適応 | 顔面、首 | 顔面、首、バスト | 顔面、首 |
| レントゲン | 写らない | 大量に入れなければ 写らない |
写らない |
| 切開/抜糸 | 無し/無し | 頭髪内に1センチ/ 1週間後に必要 (切開抜糸の不要な方法もあり) |
頭髪内に1センチ/ 1週間後に必要 |
| 反復性 | 同一部位を何度でも可 | 同一部位を何度でも可 | 同一部位を何度でも可 |
| お化粧/シャンプー | お化粧は翌日〜 シャンプーは当日〜 |
お化粧は翌日〜 シャンプーは3日目〜 |
お化粧は翌日〜 シャンプーは3日目〜 |
| 副作用、トラブル | 特に無し | ・たるみが多い方では「皮膚の余り」がしばらく残る ・1ヵ月以上経過すると糸の抜去が困難 |
・顔の動きによってコーンが外れる場合がある ・たるみが多い方では「皮膚の余り」がしばらく残る |
| 院長コメント | ・劇的な効果は得られないが、簡単にリフトアップ可能 | ・糸の伸縮性のために顔に表情を作っても自然な仕上がり ・糸に余分な力が加わらないために効果も一番長く持続する ・当院で一番のお勧め |
・糸は吸収性と非吸収性の2種類があり、非吸収性の方が効果が高い ・過去にフェイスリフト手術を行っている方では効果が低い場合がある |
| 料金 | 両頬6本 198,000円 2回目以降は158,000円 |
1本 73,500円 5本目以降は1本あたり52,500円 (両頬で4本〜) |
1本 73,500円 5本目以降は1本あたり52,500円 (両頬で4本〜) |


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