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エクリン腺とアポクリン腺って何ですか?
人間には汗を作る器官としてエクリン腺とアポクリン腺という2種類が存在します。エクリン腺は体中どこにでもあり、発汗による体温調節をしたり、緊張すると(交感神経の刺激)手のひらや脇の下などで特に発汗が多くなる汗腺です。一方、アポクリン腺は体中どこにでもある訳ではなく、「脇の下」「外耳道」「肛門周囲」「乳輪」「お臍」などの限られた場所に存在します。アポクリン腺からは汗だけでなくワキガの原因となる「臭いの元」や黄ばみの原因となる「色素」が含まれた汗が分泌されます。
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どうしてワキガになるの?
アポクリン腺から分泌された汗そのものはそれほど臭ったりしません。含まれているのはあくまでも「臭いの元」です。この臭いの元が皮膚表面でエクリン腺からの汗や、皮膚表面に存在する常在菌、皮脂などと反応して「発酵」するような状態となり臭いを発します。ですから、どんなにワキガの臭いの強い方でもシャワーを浴びて30?60分程度は臭いません。
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多汗症とはどういう状態ですか?
多汗症という明確な定義がある訳ではありませんが、「臭いは気にならないが脇の下や手のひらからの汗が気になる」状態と言えます。ただし、これもワキガと同様に個人差がありますので、あくまでも患者様が気になれば治療の対象となりますが、気にならなければ何も処置は必要ではありません。また、人前で緊張したりすると汗が出て来るのは交感神経の刺激によるもので病気ではありません。
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ワキガとワキガでない人の違いは何ですか?
ワキガ体質の方はアポクリン腺が発達している人です。具体的にはアポクリン腺の「大きさが大きく(直径が3ミリ以上にもなる事もあります)」「数が多い(一般の方の5倍以上にもなる事もあります)」状態がワキガです。また、ワキガにはホルモンが大きく関与しています。具体的には遺伝的に生まれつきワキガ体質だったとしても、生後からすぐに臭う訳ではありません。通常は思春期になって第2次性徴(生理が始まる、陰毛が生えてくる、等)が現れてくると、それに伴いアポクリン腺からの汗や臭いの分泌が活発になり臭いが気になってきます。逆に女性の場合は40代後半から閉経する事により女性ホルモンの分泌が減少すると、それに伴いワキガの程度が軽くなる、という事もあります。
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ワキガは遺伝したり、他人から移ったりするのですか?
ワキガは遺伝します。片親がワキガの場合は40%〜、両親ともワキガの場合は90%〜の確率で遺伝すると言われています。両親はワキガではないけれども祖父母がワキガという場合もあり得ます。また、食生活も関係しており、「肉類」「乳製品」「油脂の多い食事」などでワキガの程度が高くなります。また、人種的な違いも大きく日本人はワキガの方は多くないのですが黒人ではワキガ体質が圧倒的に多いと言われています。ですから、いくら手術をしてワキガを完全に治したとしてもその子孫にはワキガ体質は遺伝します。
ただし、他人から移ったりするする事はあり得ません。ワキガ体質の友人のシャツを着たならばワキガが移る、などと言う事はあり得ません。
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NEWS‐共立式ローラークランプ法が特許を取得
■共立美容外科、独自の技術"ローラークランプ法"
ワキガ手術の吸引法の中で、現在、考えられる最良の方法を追求し開発したのが、このローラークランプ法です。 2006年6月に特許を取得し共立美容外科でしか行うことのできない技術です。 一言で言えば、ローラーで皮膚を上から押さえながら特殊な刃の付いたカニューレ(吸引管)で皮膚の裏側からアポクリン腺などを吸引除去する方法で、これにより、皮膚のすぐ下にあるアポクリン腺、皮脂腺をスムーズに吸引、除去することができます。 また、毛根の深さまで除去するために脱毛効果も生まれ、ワキガと同時に脱毛もできます。2006年6月には日米欧で国際特許を取得しています。
[写真:特許証書(共立式ローラークランプ法)]
共立式ニューローラークランプ法
日米欧国際特許取得の共立式「ローラークランプ法」が一番のお勧めです。
■概要
共立美容外科グループが 独自に開発した
共立式ローラークランプを使用する治療方法です。
[写真:共立式ローラークランプ(特許取得)]
■手術方法
共立美容外科医師グループが1997年に開発した「ローラークランプ」という器具を使って最少の傷口(約5ミリ)から殆どのアポクリン腺と毛根組織、そしてかなり(100%ではありません)のエクリン腺と皮脂腺を除去してしまう方法です。はさみなどの刃物を使用しない手術ですので出血が少なく、脱毛効果も高く、患者さんによっては90%以上の毛が生えてこなくなります。改良を重ねてローラー部分の皮膚へのダメージを最小限にした最新バージョンを採用しており、2006年には日米欧で国際特許を取得し、共立美容外科グループだけでしか行なえない治療方法となりました。
◆長所:傷口が最小、短時間で手術が終了する。脱毛効果も高い。
◆短所:元来、皮膚のデリケートな患者様や皮膚の薄い患者様では金属製のローラーで皮膚を上から押さえつける(圧迫する)事により、アポクリン腺や毛根組織が除去された後の皮膚がダメージを受けて、皮膚の血行が悪くなる可能性があります。ですから、そのような患者様ではアポクリン腺などの取り過ぎに注意が必要です。
また、ローラークランプでは直接脇の下の状態が確認出来ないために、「毛根組織が除去されているかどうか」を目安にしてアポクリン腺が除去されているかどうかを判断します。ですから、既にレーザー脱毛等で脇の永久脱毛を受けられている場合はアポクリン腺が除去されているかどうかの判断が少し分かりにくくなる可能性があります。
◆手術時間:約40〜60分
◆効果:80%〜(個人差があります)
◆術後の注意:1〜2日目に消毒、7日目に固定除去
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小切開法(小切開剪除吸引法)
切開法に匹敵する効果の小切開法
■概要
「小切開剪除吸引法」は切開法と吸引法のメリットを共に生かした、より大きな効果のある手術です。ワキの下をわずかに1cm程度切開するだけですので、傷跡も目立たず、入院も不要です。切開法と比べて傷口が小さく、手術後の治りが早い
のが特徴。よほど臭いの程度のひどい方でなければこの方法で十分満足できます。
■手術方法
ワキの下に1cm程度の切開を1カ所加え、そこからアポクリン腺、エクリン腺、毛根組織等を除去した後に完璧を期して皮脂腺などの残存組織を吸引します。
◆効果:80%以上
◆手術時間:60〜90分
◆傷口等:傷口は数ヶ月で目立たなくなります
◆術後の注意:1〜2日目に消毒、7日目に固定除去
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切開法(直視下反転剪除法)
アポクリン腺を100%除去可能です。
「切開法」は直接目で確認しながらアポクリン腺を除去する最も確実な治療方法です。
■概要
直接目で見ながらアポクリン腺を除去しますので100%の効果が得られる『切開法』があります。「手術するならば100%でなければ意味が無い、100%でなければ気が済まない」「過去にワキガの手術を受けたけれども効果が不十分だった、結果に満足していない」という患者様にお勧めです。
■手術方法
ワキの下の中央のシワに沿って3〜4センチ位の切開を1カ所加えて、皮膚をひっくり返してアポクリン腺を直接目で確認しながら取り除きます。男性などの脇の下の範囲が広い方では2カ所切開が必要な場合があります。手術中にアポクリン腺を100%除去した状態の写真を撮りますので、患者様自身に確認してもらう事が可能ですので安心です。
◆手術時間:約2時間
◆効果:直視出来ている範囲は100%
◆傷口等:3〜12カ月位で赤みや固さが消えてシワと重なってしまい目立たなくなります。
◆術後の注意:1〜2日目に消毒、7日目に固定除去、抜糸が必要。入院の必要まではありませんが、できるだけ安静が必要。
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イナバ法(皮下組織削除法)
臭い、汗、毛の3つをほぼ100%解消
■概要
臭い、汗、脱毛全てに100%の効果が得られます。手術はイナバ式削除器で表皮と真皮浅層を残して皮下組織をすべて除去してしまいますので、臭いの元のアポクリン腺だけではなく、エクリン腺、毛根組織も100%なくなってしまいます。皮膚が透けて見える位まで皮下組織を除去してしまうので、入院安静が必要ですし。出血も多いので当院では行なっておりません。
■手術方法
◆手術時間:約1時間
◆効果:臭い、汗、脱毛ともほぼ100%
◆術後の注意:入院が必要です。2〜3カ月は腕が挙げにくくなる事があります。
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ボトックス
簡単な注射だけで汗が激減します。軽度のワキガにも有効です。当院にワキガ、多汗症で来院される方の約80%がボトックスを選択しています。
■概要
表情筋のシワやエラを小さくする治療に使用するボトックス(ボツリヌス菌毒素A型)をワキの下に注射するだけで汗が激減します。
■手術方法
ボトックスを注射するだけの簡単な治療方法です。時間は両側5分程度、腫れや出血もありません。効果は注射後2〜3日から現れ始め約4〜6カ月間です。
◆治療時間:両側5分
◆効果:エクリン腺からの汗が劇的に減ります。最低70%以上、汗が減少します。人前で緊張してもワキの下からは汗が出にくくなります。一方、アポクリン腺には作用しませんが、エクリン腺からの発汗が劇的に減少する事により、アポクリン腺から分泌された「臭いの元」が皮膚表面に出て来ても発酵しにくくなり、結果的にはワキガの臭いも抑えられますので、軽度のワキガの方にも大変お勧めです。また、ワキガの手術を受けたいのだけれども仕事や育児で1週間の休みや十分な安静が保てない、という方にもお勧めです。
◆術後の注意:熱やアルコールに弱い薬ですので、治療後2〜3日は患部を熱くしたり(サウナやレーザー脱毛、長湯等を控える)患部をアルコール消毒(飲酒は構いません)をしないように気をつけてもらいます。当日からシャワーや仕事も可能です。
※院長も実際にボトックス注射を行っており、その効果は実証済みです。
■症例写真
1. 手の平の汗
2. 脇の下の汗
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胸部交感神経節切断術
脇の下だけでなく上肢からの発汗を根本的に半永久的に改善します。上肢の発汗に関係している交感神経をその「根っこ」から治療する方法です。
■概要
全身麻酔で行ないます。手術時間は1〜2時間、1週間程度の入院が必要です。側胸部に2センチ程度の切開を加えて、そこから内視鏡(胃カメラのような細い管)を挿入して肺の表面近くにある「胸部交感神経節」という交感神経の根っこを切断もしくは焼灼、クリッピング(クリップで圧迫して機能を廃絶させる)してしまう方法です。日本では東京都品川区五反田にあるNTT病院(旧関東逓信病院)の麻酔科で始められた治療方法で、日本国内では最も多く行なっていますので、当院ではこの治療をご希望の患者差にはNTT病院を紹介しております。
◆効果:ワキの下の発汗はもちろん手のひら等の上肢の発汗が抑えられます。緊張しても汗をかかなくなります。
◆副作用:代償性発汗といって「今まで上肢から出ていた汗が別の部位から出てくる」事が起こります。個人差があるのですが、腰部や太ももなどの下半身から出て来る事が多いようです。これが気になってしまう事もあり得ます。
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